ブライダルチェックについて

最近、結婚や妊活をする前に「私は子供を産める体なの?」「パートナーが変わったけど『性行為感染症』になっていない?」などの理由で来院される方が増えています。
背景には近年「性行為感染症」などが宮古島で広がっている現状などがあります。特に「クラミジア」といった感染症は症状がないことが多く「気がつかないうちにかかってしまう」「気がつかないうちにうつしてしまう」などといったことがよく起こります。しかし長い間放置しておくと「不妊症」や「異所性妊娠」の原因となることもある非常に厄介な病気です。
これらに対し、ブライダルチェックを受けることで、自分の身体について知ることができ、健康な妊娠・出産に向けた準備をしっかりと行うことができます。
当クリニックでは、以下のブライダルチェックを行っています:
女性
内診・婦人科相談 8,000円
- 婦人科診察 婦人科専門医による診察を行います。生理周期や不正出血、痛みなどの症状について詳しくお聞きし、内診を通じて子宮や卵巣の状態を確認します。
- 超音波検査 超音波検査では、子宮や卵巣の詳細な画像を取得します。これにより、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの異常を早期に発見することができます。
クラミジア・淋病検査 (婦人科診察で採取します)検査 8,000円
クラミジア・淋菌は、近年非常に流行っている性行為感染症です。 特にクラミジアは感染しても症状がないことが多く、広がりやすい病気です。
症状がなくてもその後、「不妊症(卵管閉塞)」や「異所性妊娠(子宮の外で妊娠してしまうこと)」、「骨盤腹膜炎(お腹に広がる炎症・響くような痛み)」「フィッツ・ヒュー・カーティス症候群(肝臓のあたり痛み・感染症)」「卵巣卵管膿瘍(卵巣・卵管にできる膿のたまり)」の原因となることがあります。
クラミジア・淋菌に関しては、LINEで登録、自宅で検体を採取し郵送で検体を送る「OSTIC」を利用することもできます。これは結果もLINEで届きます。
性感染症セット 8,000円(採血)
- HIV
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、未治療のままだとエイズを引き起こす可能性があります。早期発見と治療が重要です。
- HBV(B型肝炎ウイルス)
- HBVは肝臓に感染し、慢性肝炎や肝硬変、肝がんの原因となる可能性があります。血液や体液を通じて感染します。
- HCV(C型肝炎ウイルス)
- HCVも肝臓に感染し、慢性肝炎や肝硬変、肝がんの原因となります。主に血液を通じて感染します。
- 梅毒
- 梅毒はトレポネーマという細菌による性感染症です。皮膚や粘膜から体内に侵入し、ゆっくりと血液を巡って全身に広がっていきます。症状は多彩で、症状に気がつかない方も多いです。近年増加傾向にあるため注意が必要です。
マイコプラズマ・トリコモナス検査 (婦人科診察で採取します) 8,000円
ウレアプラズマ検査 9,000円
クラミジア感染症は、不妊症の原因となることがあるため、事前に検査することが重要です。クラミジア検査を行い、必要に応じて治療を行います。
各種ホルモン検査
AMH(抗ミュラー管ホルモン) 9,000円
AMHは、卵巣内にある卵子の数を示す指標です。このホルモンの値を測定することで、妊娠可能な期間や卵巣の予備能を知ることができます。しかしAMHの数値だけで妊娠できるかどうかを判断することはできません。
FSH・LH・E2・PRLセット(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、エストラジオール、プロラクチン):7,000円
- FSH(卵胞刺激ホルモン)
- 卵巣の働きを調べるためのホルモンで、卵胞の成長を促します。
- LH(黄体形成ホルモン)
- 排卵を促進するホルモンで、黄体の形成を助けます。
- E2(エストラジオール)
- 卵胞から分泌される女性ホルモンで、子宮内膜の成長を促進します。
- PRL(プロラクチン)
- 乳腺の発達や母乳の生成を促進するホルモンです。高値の場合、不妊症の原因となることがあります。
甲状腺ホルモンセット:4,000円
甲状腺ホルモンのバランスを調べる検査です。甲状腺ホルモンは体の代謝やエネルギーレベルに影響を与える重要なホルモンで、不妊症や流産のリスクにも関連します。
風疹検査 3,000円
麻疹 4,000円
妊娠を検討されているカップルにおける風疹・麻疹の検査に関しては、市の補助を受けることも可能です。
男性
クラミジア・淋病検査 8,000円(尿検査)
(尿で検査します)クラミジア感染症は、不妊症の原因となることがあるため、事前に検査することが重要です。クラミジア検査を行い、必要に応じて治療を行います。
クラミジア・淋菌に関しては、LINEで登録、自宅で検体を採取し郵送で検体を送る「OSTIC」を利用することもできます。これは結果もLINEで届きます。
精液検査 6,000円(目視)
顕微鏡にて精液の検査を行います。精液中の精子の数・運動率などを調べます。
性感染症セット 8,000円(採血)
- HIV
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、未治療のままだとエイズを引き起こす可能性があります。早期発見と治療が重要です。
- HBV(B型肝炎ウイルス)
- HBVは肝臓に感染し、慢性肝炎や肝硬変、肝がんの原因となる可能性があります。血液や体液を通じて感染します。
- HCV(C型肝炎ウイルス)
- HCVも肝臓に感染し、慢性肝炎や肝硬変、肝がんの原因となります。主に血液を通じて感染します。
- 梅毒
- 梅毒はトレポネーマという細菌による性感染症です。皮膚や粘膜から体内に侵入し、ゆっくりと血液を巡って全身に広がっていきます。症状は多彩で、症状に気がつかない方も多いです。近年増加傾向にあるため注意が必要です。